はじめに
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
ここでは、人気のレンタルサーバー「ConoHa WING」と「さくらのレンタルサーバ」の料金・機能などについて比較します。
結論は、高機能、高速サーバーを使いたい人はConoHa WING!
コスパを重視するならさくらのレンタルサーバがおすすめです。
■本記事の内容
2:ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバの料金比較
3:無料お試し期間の比較
4:サーバースペックの比較
5:機能やサービスの比較
6:サポート体制の比較
7:両社のメリット・デメリット
8:ConoHa WINGがおすすめな人
9:さくらのレンタルサーバがおすすめな人
10:よくある質問
11:まとめ
ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバの特徴
まず、ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバの特徴のついてご説明します。
ConoHa WINGの特徴
ConoHa WING(コノハウィング)は国内最速のレンタルサーバーで、ブロガーに人気です。
・創業:2018年
・運営:GMOインターネット株式会社
・特徴:国内最速
・おすすめプラン:WINGパック ベーシック
エックスサーバーと並び人気のレンタルサーバー。
速度だけでなく安定性も高い。
初心者でも簡単に操作できる管理画面。
ワードプレス簡単インストールに対応し、過去14日分のバックアップにも対応している。
電話、チャット、メールによる万全のサポート体制が整っているので、どんなトラブルでも安心。
とにかく速度が速く、安定もしているので自信を持っておすすめ出来るレンタルサーバーです。
速度を優先する方におすすめのレンタルサーバー。
おすすめプランは「WINGパック ベーシック」。
■ConoHa WING関連の記事は以下を確認
さくらのレンタルサーバの特徴
・創業:1996年
・運営:さくらインターネット株式会社
・特徴:安くても快適
・おすすめプラン:スタンダード
高品質でコストパフォーマンスに優れたサービスを提供しているレンタルサーバー。
個人だけでなく法人にも人気で、とくに個人ブロガーから高い支持を受けている。
ワードプレス簡単インストール、8日間の自動バックアップに対応。
料金は安いが、必要な機能・性能は全て整っている。
「2ちゃんねる」や「mixi」「ニコニコ動画」などのスタートアップ時には「さくらのレンタルサーバ」が利用されていた歴史があり、信頼と実績があるレンタルサーバーです。
とにかく安くブログを始めたい人におすすめ。
おすすめプランは「スタンダード」
■さくらのレンタルサーバ関連の記事は以下を確認
ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバの料金比較
つぎに、ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバの料金について比較していきます。
比較するプランは、両社の一番人気のプランです。
ConoHa WINGは「WINGパック ベーシックプラン」
さくらのレンタルサーバは「スタンダードプラン」
この2つのプランで比較します。
両社の料金比較表
契約期間 | ConoHa WING | さくらのレンタルサーバ |
1ヶ月 | – | 660円 |
3ヶ月 | 1,331円 | – |
6ヶ月 | 1,210円 | – |
12ヶ月 | 1,089円 | 550円 |
24ヶ月 | 1,029円 | 539円 |
36ヶ月 | 968円 | 500円 |
※表示料金は、1ヶ月あたりの金額となっています。
※ConoHa WING、さくらのレンタルサーバともに初期費用は無料です。
※ConoHa WINGは最低3ヶ月契約なので、1ヶ月契約がありません。
※さくらのレンタルサーバには3ヶ月、6ヶ月契約はありません。
料金は、どの契約期間でもさくらのレンタルサーバのほうが安くなっています。
料金は、さくらのレンタルサーバがお得です。
一応、ConoHa WINGは頻繁にキャンペーンを行っているでの初回契約時はお得に契約出来ます。
それでも、さくらのレンタルサーバほど安くはなりません。
キャンペーンの内容は期間により異なるので、各社のホームページで確認しましょう。
ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバの無料お試し期間の比較
つぎに、無料お試し期間についてConoHa WINGとさくらのレンタルサーバを比較します。
項目 | ConoHa WING | さくらのレンタルサーバ |
無料お試し期間 | 無し | 14日間 |
ConoHa WINGは無料お試し期間がなく、さくらのレンタルサーバは14日間あります。
ConoHa WINGには無料お試し期間がないので、いきなり本契約しないといけません。
さくらのレンタルサーバは14日間の間に色々試せるので失敗しにくそうですね。
無料お試し期間はさくらのレンタルサーバが優位と言えます。
ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバのサーバースペック比較
レンタルサーバーを選ぶ際に、料金は大事ですがサーバースペックはもっと大事です。
サーバー性能が自分のニーズに合っているか確認しましょう。
サーバースペック比較表
比較するプランは、料金を比較したプランと同じです。
ConoHa WINGは「WINGパック ベーシックプラン」
さくらのレンタルサーバは「スタンダードプラン」
項目 | ConoHa WING | さくらのレンタルサーバ |
サーバーソフト | Apache+Nginx | Nginx |
ディスク種類 | SSD | SSD |
ディスク容量 | 300GB | 300GB |
転送量 | 無制限 | 無制限 |
vCPU | 6コア | 非公開 |
メモリ | 8GB | 非公開 |
稼働率 | 99.99% | 99.99% |
さくらのレンタルサーバは「vCPU」と「メモリ」が非公開なのでわかりません。
表で見ると大きな違いがなさそうに見えますが、サーバー性能はConoHa WINGの方が上です。
そして、高速です。
料金の違いがそのままサーバー性能に直結しています。
ConoHa WINGは超高速PHP実行環境の提供や、ワードプレス高速化エンジン「WEXAL」の導入で、かなり速いです。
高機能・高性能・高速な環境でブログを始めたい人は、迷わずConoHa WINGで間違いなしです。
※さくらのレンタルサーバは余ったディスク容量をオンラインストレージとして利用できます。
たとえば、スマホで撮影した写真などをここに保存することが出来ます。
■サーバーソフトとは
サーバーソフトとは、サーバーのソフトウェアのことです。
「Apache(アパッチ)」「Nginx(エンジンエックス)」「LightSpeed(ライトスピード)」の3つが主流です。
どれもにメリット・デメリットがあり、どれが優秀かは言い難いものです。
■ディスク種類とは
ディスク種類には、HDDとSSDがあります。
SSDの方が性能がたかく、ほぼ全てのレンタルサーバーがSSDを採用しています。
■ディスク容量とは
ディスク容量とは、サーバーに保管できるデータ量の事です。
高ければ高いほど多くのデータをサーバーに保管する事が出来ます。
ちなみに、当ブログの様にテキストメインのブログであれば10GBもあれば余裕です。
■転送量とは
ブログやWEBサイトにアクセスされた時に、訪問者のPCやスマホなどに送信される1秒あたりのデータの総量の事を言います。
転送量が多ければ多いほど通信が速く快適にサイトを閲覧する事が出来ます。
■vCPUとは
サーバーの処理能力の事を言います。
一般的にコア数が多いほど処理能力は高くなります。
■メモリとは
CPUが処理能力だとすると、その処理したデータを保管して同時処理する容量がメモリだと言えます。
メモリの値が大きいほど同時処理能力が高いと言えます。
■稼働率とは
サーバーの稼働率とは、一定期間のあいだにサーバーが稼働している率のことです。
数字が高いほど安定性が高いことになります。
ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバの機能やサービスの比較
つぎに、ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバの機能やサービスについて比較します。
ワードプレス簡単インストール機能や独自SSLなどの基本機能について比較していきます。
機能・サービス比較表
比較するプランは、料金比較と同じプランです。
ConoHa WINGは「WINGパック ベーシックプラン」
さくらのレンタルサーバは「スタンダードプラン」
項目 | ConoHa WING | さくらのレンタルサーバ |
ワードプレス簡単インストール | 〇 | 〇 |
マルチドメイン | 無制限 | 200個 |
無料独自SSL | 〇 | 〇 |
セキュリティ | WAF | WAF |
バックアップ | 〇(14日間) | 〇(8日間) |
MySQL | 無制限 | 50個 |
独自ドメイン | 〇 | 〇 |
表からもわかるように、ConoHa WINGのほうが優れています。
マルチドメインとMySQLがConoHa WINGは無制限ですが、さくらのレンタルサーバは上限があります。
ただ、これだけ使えれば問題ないので安心して下さい。
結果として、ConoHa WINGの方が優れています。
■ワードプレス簡単インストールとは
ワードプレスとは、WEBサイトやブログを作るためのCMS(コンテンツ管理システム)のことです。
簡単に言うと、ワードプレスはWEBサイトを作るための道具です。
ワードプレス簡単インストールとは、簡単な作業でインストール出来るかどうかを言っています。
■マルチドメインとは
一つのサーバーに対して複数のドメインを設定する事を意味しており、無制限の場合はいくつでもドメインを設定する事が出来る事を意味しています。
■SSLとは
「Secure Sockets Layer(セキュア・ソケット・レイヤー)」の頭文字を取ったもので、インターネット上で暗号通信をするための仕組みの事を言います。
「無料独自SSL」とは、無料で利用できるSSLがあるかどうかを言っています。
(安全な通信を確保するためにSSLは必ず設定した方いいです。)
■セキュリティとは
WAFとは(Web Application Firewall)の略で、WEBアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃からWEBサイトを保護してくれるシステムのことです。
■バックアップとは
バックアップとはそのままの意味ですが、自身が構築したWEBサイトやメールデータのバックアップの事を言います。バックアップ体制がしっかりしてれば、万が一データが消えてもすぐに復元できます。
■MySQLとは
オープンソースのデータベース管理システムの事を言います。
データベースとは、データを簡単に編集できるようにまとめて構造化したものです。
例えば、ワードプレスを利用するためには「MySQL」が必ず必要です。
その「MySQL」というデータベースシステムを無制限にインストールすることが出来るという意味です。
■独自ドメインとは
インターネット上の住所のような役割があり、ブログやWEBサイトを構築する上で欠かす事が出来ません。
ちなみに、当ブログのドメインは「rental-server-web.com」がドメインです。
「独自ドメイン」とは、個人や企業が独自に取得したドメインの事を言い、その独自ドメインが利用出来るがどうかを意味しています。
ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバのサポート体制の比較
つぎに、ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバのサポート体制について比較します。
サポート体制比較表
項目 | ConoHa WING | さくらのレンタルサーバ |
電話サポート | 平日10:00~18:00 | 平日10:00~18:00 |
チャットサポート | 平日10:00~18:00 | 平日10:00~18:00 |
メールサポート | 24時間365日 | 24時間365日 |
サポート体制は、どちらもほぼ同じなので互角と言えます。
ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバのメリット・デメリット
ここからは、ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバのメリット・デメリットについてご説明します。
1:ConoHa WINGのメリット
ConoHa WINGのメリットは、料金、速度、管理画面の使いやすさです。
ConoHa WINGの転送速度は国内最速と言われており、実際にかなり速いです。
また、管理画面が非常にシンプルに構築されているので、初心者でも直観的に操作出来ます。
料金はさくらのレンタルサーバより高いですが、そのぶん性能も高いです。
高機能・高速サーバーを使いたい人は「ConoHa WING」がおすすめです。
以上が、ConoHa WINGのメリットです。
2:ConoHa WINGのデメリット
ConoHa WINGのデメリットは、無料お試し期間が無いこと、サーバー障害が多い事、サポートがあまりよくない事です。
ConoHa WINGでは、さくらのレンタルサーバのように無料お試し期間がありません。
そのため最初から本契約を結ぶのでやっぱり辞めたい、というのが難しいです。
また、若干サーバー障害が多いです。
とは言っても常識の範囲内でのトラブルなので問題ありません。
あと、サポート体制も良くない口コミが多いです。
ただ、電話サポートの場合、電話に出たオペレータにより良し悪しが変わります。
ConoHa WINGのサポート体制がめちゃくちゃ悪いわけではなく、そういう噂が多いってだけです。
上記内容が、ConoHa WINGのデメリットと言えます。
3:さくらのレンタルサーバのメリット
さくらのレンタルサーバのメリットは、料金の安さと、余った容量をオンラインストレージとして活用できるところです。
さくらのレンタルサーバの料金は、他社と比較して安い方です。
料金を抑えたい人にはぴったりです。
また、余ったストレージをオンラインストレージとして活用できるので、スマホでたくさん写真を撮る人にも向いてます。
さくらのレンタルサーバは、料金を安く抑えたい人にピッタリのレンタルサーバーです。
4:さくらのレンタルサーバのデメリット
さくらのレンタルサーバのデメリットは、ConoHa WINGと比べてサーバー性能が低いところです。
あと、転送速度がConoHa WINGより遅いところです。
料金からしてConoHa WINGよりかなり安いので仕方ないですが、サーバー性能はConoHa WINGが上です。
高機能・高性能な環境でブログを始めたい人はConoHa WINGがおすすめです。
ConoHa WINGがおすすめな人
ConoHa WINGがおすすめな人は、高機能・高性能で高速なサーバーを利用したい人です。
Conoha WINGはとにかく速いです。
また、時間単位での契約も出来るので、短期間のみ利用したい人にもおすすめです。
料金はさくらのレンタルサーバより高いですが、それに見合ったサーバー性能があるのでおすすめです。
さくらのレンタルサーバがおすすめな人
さくらのレンタルサーバがおすすめな人は、コスパよくレンタルサーバーを契約したい人です。
ConoHa WINGほどの性能はありませんが、必要にして十分な機能・性能があります。
また、余ったディスク容量をオンラインストレージとして活用できるので、写真や動画をたくさん撮る人にもおすすめです。
よくある質問
ここからは、レンタルサーバー選びでよくある質問をご紹介します。
A:開設するWEBサイトにより異なります。
テキストメインのブログなら10GBあれば十分です。
画像メインのWEBサイトでも100GBあれば余裕です。
動画などを扱うWEBサイトの場合は、多ければ多いほどいいです。
A:初めての人は3ヶ月など短期間がおすすめです。
最初に長期間で契約して、WEBサイトの運営が長く続かなかったらもったいないからです。
まずは短期契約で様子を見ましょう。
A:プランはレンタルサーバーの事業者ごとに異なります。
そのレンタルサーバーがおすすめしてるプランを選択すれば間違いありません。
また、あまり小さすぎるプランを選択すると、機能や性能が足りない場合があるので、初心者は全て揃ったプランを選べば間違いありません。
まとめ
ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバは、どちらもブログやWEBサイトをはじめるために必要十分な性能があります。
高機能、高速サーバーを使いたい人はConoHa WING!
コスパを重視するならさくらのレンタルサーバがおすすめです。
どちらのレンタルサーバーも自信を持っておすすめできるサーバーです。
それでは、最後までお付き合いありがとうございました。