はじめに
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
ここでは、初心者向けにレンタルサーバーの選び方について解説させていただきます。
それ以外にも重要な項目はありますが、最重要項目は「速さ」と「安定性」で間違いありません。
本記事でそれを詳しくご説明させていただきます。
どうぞ、最後までお付き合い下さい。
よろしくお願いいたします。
■本記事の内容
レンタルサーバーとは
レンタルサーバーとは、インターネット上でブログやウェブサイトなどを公開するために必要なサーバー(コンピュータ)を、プロバイダーなどから借りるサービスの事を言います。
■国内主要レンタルサーバー
サーバーとは
サーバーとは、「何かしらのサービスを提供するパソコン(コンピューター)」の事です。
家庭用のパソコンとは違い、サーバー用に構築されたコンピューターの事です。
文章や画像を保管したり、プログラムの読取や処理、コンテンツを提供してくれる役割があります。
WEBサイトやブログを構築する際に必要不可欠です。
個人で用意する事も出来ますが、高い専門知識が必要で管理も非常に大変です。
さらに莫大な費用が必要になります。
そのため、レンタルサーバー事業者から借りた方が低コストで運営出来ます。
※レンタルサーバーは月数百円~契約出来ます。
レンタルサーバーの種類
一口にレンタルサーバーと言っても、サーバーには種類があります。
■レンタルサーバーの主な種類
1:共用サーバー
共用サーバーとは、一つのサーバーを複数人で利用するサーバーの事を言います。
家に例えるなら”マンション”のようなサーバーです。
一般的にレンタルサーバーと言えば共用サーバーを指します。
個人でレンタルサーバーを契約する場合も共用サーバーとなります。
一つのサーバーを複数人で利用するため、毎月の料金が安いというメリットがあります。
個人ブログなど、比較的小規模のWEBサイトに向いているサーバーです。
■おすすめレンタルサーバーは以下の記事を参考にして下さい。
2:専用サーバー
専用サーバーとは、一つのサーバーを一人で独占利用するサーバーの事を言います。
家に例えるなら”一軒家”です。
一人でサーバーを独占利用出来るので、サーバー内の細かな設定などを自由に変更し好きなように利用する事が出来ます。
高いパフォーマンスとセキュリティを確保出来ますが、それを使いこなすには専門的な知識や技術が必要になります。
アマゾン、楽天、Yahoo!など、多くのユーザーが利用する大規模サイトなどで利用されています。
3:仮想専用サーバー(VPS)
仮想専用サーバー(VPSサーバー)は、一つのサーバーを複数の仮想サーバーに分割し、それぞれの仮想サーバー内を独立させて利用する事が出来るサーバーです。
共用サーバーと専用サーバーの良い所を取ったサーバーと言えます。
家に例えると”分譲住宅”です。
分譲住宅は、同じ敷地に同じ様な家が建っていますが、中身は全く違います。
仮想専用サーバーはひとつのサーバーですが、その中身を分割し、それぞれ異なる仕様に設定して利用する事が出来ます。
仮想サーバー内で拡張も自由に行えるため、WEBサイトやアプリケーションの需要が増えた場合でも簡単に対応する事ができます。
また、専用サーバーと比較するとコストが低いので導入しやすいという利点もあります。
比較的小規模のWEBサイトやアプリケーションの運営、開発やテスト環境などに利用されることがあります。
また、オンラインゲームでマルチプレイするためにもVPSサーバーが利用されています。
レンタルサーバーを選ぶ重要なポイント
ここからはレンタルサーバーを選ぶ時のポイントについて説明します。
今から説明するポイントを確認して選択すれば間違いありません。
■レンタルサーバーを選ぶ8つのポイント
2:サーバーの速度と帯域幅
3:サーバーのストレージ容量
4:レンタルサーバーの料金とコスト
5:サーバーのセキュリティ
6:バックアップと復旧体制
7:レンタルサーバーのサポート体制
8:レンタルサーバーの評判
1:サーバーの安定性
もし不安定なサーバーを選んでしまうと、障害などでブログやWEBサイトにアクセス出来なくなってしまいます。
そうすると、読者から信頼を失う可能性があります。
また、管理者もアクセス出来ないので編集や記事を書くことも出来なくなります。
こんな事が多発すると困りますよね。
なので、レンタルサーバーを選ぶ際の安定性はとても重要です。
安定性が高いレンタルサーバーを選ぶ事は、読者の快適性や利便性だけでなく信頼性にも直結します。
2:サーバーの速度と帯域幅
サーバーの速度とは、ブログやWEBサイトをクリックしてページが開くまでの速さの事を言います。
この速度が遅いと読者はイライラして離れてしまいます。
また、帯域幅とは1秒間にデータを転送できる量の事を言います。
帯域幅を高速道路と一般道で例えると、高速道路は車線が多くたくさんの車が高速で移動する事が出来るのに対して、一般道は片側一車線で少ない車が遅い速度でしか移動出来ません。
帯域幅が広い(高速道路)という事は、アクセスが増えても快適にブログやWEBサイトの運営が出来るという事です。
逆に、狭い(一般道)と増えたアクセスに耐えられない場合があります。
そのため、帯域幅は広ければ広いほど良いです。
十分なサーバー速度と帯域幅を提供しているレンタルサーバーを選ぶ事も読者からの信頼に直結します。
3:サーバーのストレージ容量
サーバーのストレージ容量とは、ブログやWEBサイトに利用する文章や画像、動画などが保存できる量の事を言います。
運営するサイトの種類により必要な容量が変わります。
文章メインのブログであれば10GBあれば余裕です。
また、画像や動画を扱うブログであっても100GBもあれば余裕だと思います。
最近の国内主要レンタルサーバーは100GBぐらいの容量は確保できるので、容量に関してはよっぽど大丈夫です。
4:レンタルサーバーの料金とコスト
レンタルサーバーを選ぶ際に、予算とニーズに合ったサーバーを選択する事はとても大事です。
レンタルサーバー業者は、さまざまな料金プランを提供しています。
自分のニーズに合ったプランを選ぶ事で、予算内で必要なサーバーの機能を得ることができます。
料金だけで選ぶのではなく、必要な機能やサポートの品質などを考える必要があります。
安いプランは魅力的ですが、使いたい機能が別料金なんて事もあります。
それらをしっかり考えて自分のニーズに合ったプランを選択する事が大事です。
また、最適な契約期間を選択する事も大事です。
■契約期間については以下の記事を参考にして下さい。
5:サーバーのセキュリティ
レンタルサーバーを選ぶ際にセキュリティ対策を確認する事は非常に大事です。
セキュリティが弱いと、悪意のある攻撃者によってデータが盗まれたり、乗っ取られたりする可能性があります。
これにより、ユーザーの信頼を損なったり、法的な問題を引き起こしたりするリスクが生じます。
そのため、レンタルサーバーを選ぶ時は、万全なセキュリティ対策が施されているか確認する必要があります。
セキュリティは、信頼に直結する重要な項目です。
適切なセキュリティ対策を備えたレンタルサーバーを選ぶことで、ユーザーの信頼を築き、機密データの保護を確保することができます。
6:バックアップと復旧体制
レンタルサーバーを選ぶ際のバックアップと復旧体制も非常に大事です。
どのレンタルサーバーも、トラブルでデータが消えてしまうリスクがあります。
しっかりしたバックアップと復旧体制を確保しているレンタルサーバーなら、万が一データが消えてもすぐに復元する事が出来ます。
しかし、そうでない場合、データが消える可能性があります。
データの消失や障害は、WEBサイト運営にとって大きな損失、また読者からの信頼も失う恐れがあります。
そのため、レンタルサーバーのバックアップと復旧システムは必ず確認する必要があります。
7:レンタルサーバーのサポート体制
サーバーに障害や問題が発生した場合、迅速に解決出来るかどうかはサポートにより左右されます。
適切なサポートを提供しているレンタルサーバーの場合、迅速で適切なアドバイスによりすぐに問題解決できます。
逆に、そうでない場合、問題解決に時間がかかります。
そうすると、ユーザーだけでなく読者にも迷惑がかかり、結果的に信頼を失う可能性があります。
優れたサポート体制を提供しているレンタルサーバーを選ぶ事で、安心と信頼を保つ事が出来ます。
8:レンタルサーバーの評判
レンタルサーバーを選ぶ際に評判を考慮することも非常に大事です。
評判とは利用者の生の声です。
それを見る事で、レンタルサーバーの安定性、信頼性、サポート体制の質などを客観的に知る事が出来ます。
その意見を元に、レンタルサーバーの信頼度を図ることが出来ます。
そして、その意見を参考にする事で、自分に合ったレンタルサーバーを選ぶ事も出来ます。
そのため、レンタルサーバーの候補が決まった際は評判を確認するようにしましょう。
初心者におすすめのレンタルサーバー
では、ここからは初心者におすすめのレンタルサーバーをご紹介させていただきます。
初心者におすすめのレンタルサーバーは「エックスサーバー」です。
「エックスサーバー」は日本一有名なレンタルサーバーで、日本一安定しているレンタルサーバーです。
国内利用者が最も多く、信頼性も非常に高いレンタルサーバーです。
また、速度も国内トップクラスに速く、セキュリティもしっかりしているので安心してブログやWEBサイトの運営が出来ます。
困った事が起きても、利用者が非常に多いのでネットで調べればほとんどの問題は解決出来てしまいます。
おすすめプランは「スタンダード」です。
■エックスサーバーの評判については以下の記事を参考にして下さい。
■エックスサーバーでワードプレスを始める方法は以下の記事を参考にして下さい。
■エックスサーバーのおすすめプランは以下の記事をご覧ください。
レンタルサーバーFAQ
ここからは、レンタルサーバー初心者のよくある質問をQ&A形式でまとめていきます。
よくある質問なので、ぜひ参考にして下さい。
A: レンタルサーバーの利用には以下のようなメリットがあります。
1:低料金で利用できる
自分でサーバーを構築するより、安く利用できる。
2:管理不要
レンタルサーバー業者が管理やメンテナンスを行ってくれるため、技術的な知識が不要。
3:拡張性
トラフィック(アクセス数)の増加に応じてリソースを追加できるため、成長に合わせた柔軟な拡張が可能です。
A: レンタルサーバーを選ぶ際には以下のポイントに注意しましょう。
1:パフォーマンス
サーバーの速度や安定性が重要です。十分な性能を持つレンタルサーバーを選ぶことが重要です。
2:サポート体制
問題が発生した場合に迅速かつ適切なサポートを受けられるか確認しましょう。
3:セキュリティ
WEBサイトやブログのセキュリティ対策が適切に行われているか確認しましょう。
A: ストレージ容量は、WEBサイトやアプリケーションの規模やコンテンツによって異なります。
予定されるデータの量や成長の見込みを考慮し、必要な容量を選びましょう。
1:テキストベースのブログ
文章メインのブログの場合、数GBあれば余裕です。(10GB未満)
2:画像、動画メインのブログ
多くの画像や動画を利用する場合、50GB程度あれば十分です。(100GBあれば余裕です)
3:ダウンロードコンテンツメインのWEBサイト
ダウンロードコンテンツメインのWEBサイトの場合、コンテンツにより必要な容量が変わりますが、100GB以上必要だと考えられます。
A: レンタルサーバーの契約期間は業者によって異なりますが、一般的には以下のような契約期間があります。
1:月額契約
1ヶ月単位で契約を更新する形式です。
柔軟な契約期間であり、必要に応じて短期間で解約や切り替えができます。
2:年間契約
1年間の契約を結ぶ形式です。
月額契約よりも安い料金設定ですが、長期間の契約となるため注意が必要です。
3:2年契約や3年契約
2年や3年などの長期契約を結ぶ形式です。
一般的には最も安い料金設定ですが、長期間の契約となるため将来の予測や業者の信頼性を考える必要があります。
■契約期間については以下の記事を参考にして下さい。
まとめ
レンタルサーバーは、ブログやWEBサイトをインターネット上で公開する上で重要な役割を果たします。
本記事では、レンタルサーバーの仕組みと種類、選ぶ際の基準をご案内させていただきました。
これらの情報を基に、自分のニーズや目的に合った最適なレンタルサーバーを選択することが出来ます。
パフォーマンス、信頼性、セキュリティ、価格、サポートなど様々な要素を考慮しながら、信頼できるレンタルサーバー業者を選びましょう。
それでは、最後までお付き合いありがとうございました。