はじめに
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
ここでは、レンタルサーバーの料金相場と選び方についてご説明させていただきます。
レンタルサーバーには「共用サーバー」「専用サーバー」「VPSサーバー」という3つの種類があります。
種類によって利用用途や料金が大幅に変わります。
■共用サーバーの料金相場
■専用サーバーの料金相場
■VPSサーバーの料金相場
■共用サーバー
「共用サーバー」は一般的なサーバーで、個人ブログや小規模サイトに利用されています。
■専用サーバー
「専用サーバー」はECサイトや動画配信サイトなど大規模サイトに利用されています。
■VPSサーバー
「VPSサーバー」はオンラインゲームのマルチプレイなどに利用されており、プレイ人数で料金が変わります。
本記事では、レンタルサーバーの料金相場とおすすめのレンタルサーバーについて詳しくご説明させていただきますので、どうぞ最後までお付き合い下さい。
■本記事の内容
レンタルサーバーとは
レンタルサーバーとは、インターネット上でブログやWEBサイトなどを公開するために必要なサーバー(コンピュータ)を、プロバイダーなどから借りるサービスの事を言います。
■国内主要レンタルサーバー
サーバーとは
サーバーとは、「何かしらのサービスを提供するパソコン(コンピューター)」の事です。
家庭用のパソコンとは違い、サーバー用に構築されたコンピューターの事です。
文章や画像を保管したり、プログラムの読取や処理、コンテンツを提供してくれる役割があります。
例えば、あなたが今見ているこの記事も、様々なサーバーを介してあなたのスマホやPC上に表示されています。
当ブログを構築している文章や画像など全てのデータがサーバーにあり、いずれかのページへアクセスがあった場合、要求されたデータを瞬時に読取、コンテンツ(記事)を表示してくれています。
こういった役割を行ってくれるのが「サーバー」で、WEBサイトやブログなどに必要不可欠なものとなっています。
個人で用意する事も出来ますが、高い専門知識が必要で管理も非常に大変です。さらに莫大な費用が必要になります。
そのため、レンタルサーバー事業者から借りた方が低コストで運営出来ます。
レンタルサーバーの種類
一口にレンタルサーバーと言っても、サーバーには種類があります。
■レンタルサーバーの主な種類
この種類についてわかりやすくご説明させていただきます。
それでは早速。
1:共用サーバー
共用サーバーとは、一つのサーバーを複数人で利用するサーバーの事を言います。
一般的にレンタルサーバーと言えば共用サーバーを指します。
個人でレンタルサーバーを契約する場合も共用サーバーとなります。
共用サーバーは、家に例えるなら”マンション”のようなサーバーです。
マンションは一つの建物の中に複数の部屋があり、そこに各世帯が住んでいます。
共用サーバーは一つのサーバーを複数人で利用します。
一つのサーバーを複数人で利用するため、毎月の料金が安いというメリットがあります。
個人ブログなど、比較的小規模のWEBサイトに向いているサーバーです。
2:専用サーバー
専用サーバーとは、一つのサーバーを一人で独占利用するサーバーの事を言います。
家で例えるなら”一軒家”です。
一人でサーバーを独占利用出来るので、サーバー内の細かな設定などを自由に変更し好きなように利用する事が出来ます。
高いパフォーマンスとセキュリティを確保出来ますが、それを使いこなすには専門的な知識や技術が必要になります。
企業が運営している大規模サイト(アマゾン、楽天、Yahoo!)など、多くのユーザーが利用するWEBサイトなどで利用されています。
高いパフォーマンスを得る事が出来ますが、その分コストと専門的な技術や知識が必要になります。
3:仮想専用サーバー(VPS)
仮想専用サーバー(VPSサーバー)は、一つのサーバーを複数の仮想サーバーに分割し、それぞれの仮想サーバー内を独立させて利用する事が出来るサーバーです。
共用サーバーと専用サーバーの良い所を取ったサーバーと言えます。
家で例えると”分譲住宅”です。
分譲住宅は、同じ敷地に同じ様な家が建っていますが、中身は全く違います。
仮想専用サーバーは一つのサーバーですが、その中身を分割し、それぞれ異なる仕様に設定して利用する事が出来ます。
例えば「A」というサーバー内に「A1」「A2」「A3」という仮想サーバーを作り、それぞれを分割させます。
そして、分割された「A1」「A2」「A3」はそれぞれ違うOSや異なるアプリケーションで実行させることが出来ます。
仮想サーバー内で拡張も自由に行えるため、WEBサイトやアプリケーションの需要が増えた場合でも簡単に対応する事ができます。
また、専用サーバーと比較するとコストが低いので導入しやすいというメリットもあります。
比較的小規模のWEBサイトやアプリケーションの運営、開発やテスト環境などに利用されることがあります。
また、オンラインゲームでマルチプレイするためにもVPSサーバーが利用されています。
レンタルサーバーの料金
ここからは、レンタルサーバーにかかる費用についてご説明させていただきます。
レンタルサーバーにかかる費用は「初期費用」「基本料金」「オプション料金」の3つです。
この3つについて詳しくご説明させていただきます。
1:初期費用
レンタルサーバーの初期費用とは、契約時に1回だけ支払う料金の事を言います。
例を挙げると、ケータイを新規契約する時に1回だけ支払う「契約手数料」と同じようなものと思って下さい。
アパートやマンションを例に挙げると、借りる時に支払う「敷金・礼金」の様なものです。
しかし、レンタルサーバーの初期費用は「敷金・礼金」と違って退会時に返金はありません。
レンタルサーバーの初期費用は、1回目の料金の支払いに合算されて請求されます。
初期費用の相場は、サーバーの種類によって異なり、
共用サーバーなら2,000円~3,000円前後、
専用サーバーだと10,000円~、
VPSサーバーだと無料~です。
ただし、レンタルサーバーは頻繁に初期費用無料キャンペーンを行っているので、そのタイミングで契約すれば初期費用はかかりません。
また、元々初期費用無料のレンタルサーバーもあります。
2:基本料金
レンタルサーバーの基本料金は、契約するプランにより異なります。
レンタルサーバーの基本料金は、契約するサーバーの機能や性能、契約期間によって料金が異なります。
同じレンタルサーバー会社でも機能や性能が上がれば料金は高くなります。
また、契約期間を長くすればするほど1ヶ月あたりの料金は安くなります。
選べる契約期間はレンタルサーバーにより異なりますが、ほとんどのレンタルサーバーが「1,3,6,12,24,36ヶ月」の中から選択出来るようになっています。
基本料金の相場は、サーバーの種類によって異なります。
・「共用サーバー」は月額500円~1,000円前後です。
・「専用サーバー」は、月額10,000円~です。
・「VPSサーバー」は、月額500円~5,000円前後です。
■正しい契約期間の決め方は、以下の記事を参考にして下さい。
3:オプション料金
レンタルサーバーのオプション料金は、契約するオプションにより料金が異なります。
レンタルサーバーのオプションは、レンタルサーバー会社により異なります。
一般的に多いのが、「ドメイン」「ストレージ追加」「バックアップオプション」「SSL」などです。
オプション料金に相場はないので、レンタルサーバー各社の公式サイトで確認する事をおすすめします。
ちなみに、個人ブログなどで利用する共用サーバーであれば、追加オプション無しで全然問題ないです。
おすすめのレンタルサーバー
ここからは、おすすめのレンタルサーバーをご紹介させていただきます。
今からご紹介するレンタルサーバーは、今から個人ブログをはじめる人におすすめです。
それでは、早速ご紹介させていただきます。
1:エックスサーバー
エックスサーバーは国内利用者が最も多く、一番有名なレンタルサーバーです。
運用企業20万社以上、運用サイト250万以上と言う、とてつもなく利用者が多いレンタルサーバーです。
2004年の創業時から今までに大きな障害など無く、国内一安定しています。
また、最新技術のサーバーを採用しているので、速度も速く信頼性も非常に高いです。
ドメインの取得からワードプレスのインストールまでを一括で行ってくれる機能があるので、初心者でも簡単にブログをはじめる事が出来ます。
また、エックスサーバーでは全プランで過去14日間のデータを自動バックアップしてくれるので万が一でも安心です。
さらに、電話、チャット、メールによる万全のサポート体制を整えているので、トラブル時も早期解決出来ます。
信頼性、安定性、ストレージ容量、帯域幅、サポート体制、ワードプレス簡単インストール、初心者に優しいコントロールパネルなど、全てに置いて完璧と言えるサービスを提供しています。
誰もが認めるNo.1レンタルサーバーです!
迷ったら「エックスサーバー」で決まりです。
ブログ初心者におすすめのプランは一番安い「スタンダード」です。
■エックスサーバーの評判は以下の記事をご参考下さい。
■エックスサーバーでワードプレスを始める方法は以下の記事を参考にして下さい。
2:コノハウィング
コノハウィングは国内最速のレンタルサーバーで、圧倒的に速く抜群の安定性を誇り、ブロガーに人気のレンタルサーバーです。
「GMOインターネットグループ株式会社」が運営するレンタルサーバーで、信頼性と性能が高くエックスサーバーと同じくらい人気のレンタルサーバーです。
ワードプレス簡単インストール機能はもちろん、過去14日間のデータも自動バックアップしてくれるので万が一でも安心です。
また、電話、チャット、メールによる万全のサポート体制が整っているので、どんなトラブルでも安心です。
とにかく速度が速く、安定もしているので、自信を持っておすすめ出来るレンタルサーバーです。
速度を優先する方におすすめのレンタルサーバーです。
おすすめのプランは「WINGパック ベーシック」です。
■コノハウィングの評判は以下の記事をご参考下さい。
■コノハウィングでワードプレスを始める方法は以下の記事を参考にして下さい。
3:ロリポップ
ロリポップ!は、安くて基本機能が揃ったプランから、性能を求める方向けのハイパフォーマンスプランまで揃えたコストパフォーマンスに優れたレンタルサーバーです。
国内で200万サイト以上利用されている実績あるレンタルサーバーです。
2001年にGMOペパボ株式会社が開始したレンタルサーバーです。
ワードプレス簡単インストール機能はもちろん、安定性や速度も申し分なく、コストパフォーマンスに優れたレンタルサーバーです。
バックアップ機能は、「ハイスピードプラン」と「エンタープライズプラン」でのみ自動バックアップに対応しており、それ以外は別料金となっています。
おすすめのプランは、必要な機能が全て揃っている「ハイスピードプラン」です。
少しでもお得にブログを開設したいという方に自信を持っておすすめ出来るレンタルサーバーです。
■ロリポップの評判は以下の記事をご参考下さい。
■ロリポップでワードプレスを始める方法は以下の記事を参考にして下さい。
4:さくらのレンタルサーバ
さくらのレンタルサーバは、「さくらインターネット株式会社」が運営しているレンタルサーバー事業です。
高品質でコストパフォーマンスに優れたサービスを提供しており、競合他社と比較して料金が安く、サービス品質が高いのが特徴の一つです。
個人だけでなく法人にも人気のレンタルサーバで、とくに個人ブロガーから支持を受けています。
「2ちゃんねる」や「mixi」「ニコニコ動画」などのスタートアップ時には「さくらのレンタルサーバ」が利用されていた歴史があり、信頼と実績があるレンタルサーバーです。
とにかく安くブログを始めたい人はさくらのレンタルサーバで間違いなしです。
■さくらのレンタルサーバの評判は以下の記事をご参考ください。
まとめ
レンタルサーバーは「共用サーバー」「専用サーバー」「VPSサーバー」という種類があり、利用用途や料金が大きく変わります。
個人ブログ運営なら「共用サーバー」
大規模サイトなら「専用サーバー」
オンラインゲームのマルチプレイなら「VPSサーバー」
が最適です。
料金は、共用サーバーは月額500円~が相場です。
専用サーバーは月額1万円~が相場です。
VPSサーバーは月額500円~です。
そして、レンタルサーバー選びに迷ったら「エックスサーバー」がおすすめです。
「エックスサーバー」は日本一安定していて、高速でサポートも充実している日本一のレンタルサーバーです。
ぜひ、候補に入れてみてください。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。